Weddingでも“トンマナ”は大事
みなさま、こんばんは。
Belvedereの望月です。
今日はベルベデーレが考えるデザインのお話。
ブランディングを考える上で“トンマナ”という言葉があるのはご存知ですか?
【トンマナとは?】
「トーン&マナー」の略で、広告におけるデザインの一貫性を持たせることを指します。
また、ブランドのイメージカラーとホームページのデザインカラーを合わせる
必要があるなど、「トンマナ」は企業部ブランディングにおいても重要なのです。
これらのことをベルベデーレのウェディングに置き換えてみます。
全組皆さまにブランディングシートをお渡ししています↓
(新郎新婦にお渡ししているブランディングシート例)
フォント、スタイル、テーマカラー、イメージコラージュ
このような情報をまとめて全員で共有しています。
これを作るまでには二人からたくさんのヒヤリングをする訳ですが
どうやってここに凝縮させるかというと
まずは二人の“好き”をたくさん集めてもらいます。
それはウェディングに限らず、インテリア、エクステリア、ファッションなど
たくさんの好きな情報を共有してもらって
そこから私が二人の好きの特徴を掴み、表現しています。
これは全てのビジュアルの指針となるものになります。
感性の共有ってものすごく難しいのです。
例えば、『ピンク』ひとつとっても
サーモンピンク、ベビーピンク、フューシャピンク…
とにかくたくさん種類があるのです。
どのピンクを選ぶかによってもスタイル(テーマとなる形容詞)は変わってきます。
実際にアウトプットをして、『このピンクです!』としないと
デザインがブレブレになってしまうのです。
危険ー!
まずはこのブランディングシートで全員のビジュアルの方向制を定めていくのです。
そしてその後、実際にウェディングの会場の落とし込んだときに
こうなるとのデザインを提出します↓
(新郎新婦にお渡ししているインスピレーションシート)
ほんの一部ですが実際にデザインしたものの一部です。
テーブルコーディネートしかり、ケーキ、ウェルカムボード
ブーケに至るまで全て私がデザインをしています。
作り手が1人というのも私のこだわりです。
同じものが大好きでも、好みが似ていても
作り出すものは微妙に相違があったりするので!
実は人間、無意識にこのトンマナを感じ取っていて
だから企業はブランディングに力を入れている訳ですね。
ここをしっかりと樹立しないとそもそもファンはつかないので。
日本はこの見えないものにお金を払うという概念がそもそもないので
このブランディングというものに価値をあまり見いださなかったのですが
今は徐々に重要視されてきています。
2人のアイデンティティーというと大袈裟だけれど
2時間半のパーティーで2人自身のことを表現するので
ウエディングにおいてもとても大事なのです。
もちろん、トレンドも織り込んでオシャレに仕上げることは前提ですが!
ーーー
これから先のウェディングは
大きく3つに分かれると思っていて
【こだわって作り上げる派】
【家族婚派】
【フォトウェディング派】
基本的には一生に一度のことなのでどちらにしても後悔のなきよう
ぜひ検討してみてくださいね!
あなたはこの3つのどれですか?
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