想いの清算

みなさま、こんばんは。

Belvedereの望月です。



今HPのリニューアルに向けて

去年までのウエディングの写真を振り返っています。


ひと組ひと組が本当に愛おしく

写真を見ながらニヤニヤしてしまう…


そして私が年を追う毎に深くなる感情があることに気が付きました。

それは “親心” への関心。


私自身も親であることも大きく影響していますが

ウエディングを創る上で

二人のご両親がどんな気持ちでその場にいるのかを

なるべく事前に想像をするということ。



ウエディングを創るために、二人からたくさんのことをヒヤリングします。

その中で親御さんへの思いというものはとても大きい。


全てがポジティブなことばかりではなく

もちろんネガティブなことも多くあって

ずっとみんなが仲良く…ということは本当に珍しい。


でもこの非日常のBIG DAYにはどうにかその溝を浅くできないか

よく考えています。



子供たち(新郎新婦)の考えを聞くことがメインですが

『そのとき親御さんはどういう気持ちだっただろう』

『あの時に戻りたいって、後悔していないだろうか』

『本当は謝りたかったんじゃないか』

『親御さんも不安な日々だったんじゃないか…』



勝手な憶測かもしれないけど

想像してシミュレーションをしてタイムスケジュールを考える。


タイミング、立ち位置、会場のレイアウト…

あらゆる面から家族にとってのベストな方法を考える!



ウエディングは親にとっても

“子育ての卒業”

という大切な儀式であることを忘れてはいけない。


ウエディング当日の親の役割は

来賓にお酌をして廻ることでだけではないのです。


ちゃんと卒業させてあげなきゃ。

後悔があるなら、ちゃんとそこで清算してあげなきゃ。


ウエディングプランナーってそういう役割もあると思うのです。

物理的なコンテンツや表面的な飾りも大事だけど

もっともっと人間の奥底にある感情を掘り起こして

フラットにしてあげる

ベルベデーレはそれがちゃんと実現してあげられる集団でありたいと。



そして最後にはみんなで笑おう!



なかったことにはできないけど

その思いより感謝や尊重の思いが上回るように。



結婚式は表面的なものだけで終わってはいけない。


しきたりとか風習とか『するべき』とか

そんなものは、どっちでもいい。


それよりもみんなが心から笑える温かい空間を私たちは創りたい。

What's “Belvedere wedding” ?

〝どこで挙げるのではなく誰と創り上げるか〟ウェディングプランナーから決めるこれからの結婚式 ベルベデーレは 〝ふたりらしいデコレーション〟 〝こだわりの美味しい食事とパフォーマンス〟 〝家族やゲストとのゆったりした時間〟 これらを主軸にパーティーを構成 とにかくゆったりおしゃべりを楽しむ それが何よりもの贅沢 語り継がれる結婚式を ウェディングスタイリスト望月実沙の ベルベデーレ流なウェディング