今日決めてくれたら値引きしますよ、の危険
みなさま、こんにちは。
Belvedereの望月です。
最近今日のタイトルのような文言をお客様から聞くことが多いです。
結婚式場だったら…
『今日、会場を決めてくれたら50万円お値引きします!』
ドレスサロンなら…
『今日、このドレスを契約してくれれば5万円サービスします!』
聞き覚えありませんか?
そしてこの手の相談が
ものすごく多い!!!
どちらにも共通しているのは、一歩会場やそのサロンを出たら無効になるということ。
国民生活センターの
↑こちら必読!
ちょっと。
冷静に考えてください!
だって、結婚式って平均300万くらいするんですよ!!
契約書、一字一句読んで理解しました??
見積の料金に対して、どのランクか確認しました?
値引き50万なんて聞くと、お得!って思っちゃいますよね。
でも式場もビジネスなので、50万円も損はしたくないのです。
だったらその50万円をどこで補填するか考えているはずです。
もしくは50万もの人件費を削るかも…
そうなるとサービスの質なんて恐ろしいものになります。
式場は補填する方法として
【契約後の打合せでオプションを買ってもらうようにする】
【もともと初期見積は最低のもので、おのずと上がるシステムになっている】
【なるべく手間がかからないように、いろいろ省エネで動こうとする】
【自社にある余り物で対応するようにして仕入をしないようにする】
美味しい話しいは必ず裏があります!!
結婚式ってほとんどの人が一生に一度。
過去に経験がないから、何を選んでいいのか、何が最適なのか
そもそも適正価格なのか、わからないですよね。
ちなみに
ベルベデーレは、お値引きはしません。
それはサービスの質を下げたくない、はもちろんのこと
自分たちの商品や提案に自信があるからです。
式場を決めるときの基準として
『値引きをするかしないか』の基準って比較的間違いないと思っています。
だって周りの式場は値引きしているのに、うちはしない!って
めちゃくちゃ自信あるなーここ!って思いません?
私はそっちの方が信頼できるなって思います。
この問題ってもう20年以上前からこの業界には存在しています。
でもこのコロナを機に、ますます増えてきています。
(国民生活センターも結婚式のトラブルが増えていると発表している)
式場も存続維持することに必死なのです。
たくさんの借入をしているはずですし、それを短期で返済しなければいけない。
結婚式は特別ではありません。
これもビジネスです。
他の企業と同じ、収支についてはちゃんと考えています。
だからそこはちゃんと冷静に!
契約前に泥臭い質問もたくさんして、ちゃんとこちらも知識を付けて
式場の営業マンに対しても対等に交渉をすべき!
高額商品を購入するのです。
結婚式の準備は泥臭いのです。
お金のことでパートナーと喧嘩もするかもしれない。
でもこれは本当に大事なこと。
だって式場とトラブルになるの嫌ですよね!
国民生活センターや弁護士さんに相談するのはできれば避けたいところ。
私は同じ業界人として、こんな営業の仕方をしている会社が存在すること
恥ずかしくてならないです。
働いている人も苦しんでいるんだろうな。
上からのノルマに必死なんだと思う。
どうか早く、こういう問題が明るみになって
みんなが幸せに結婚式を挙げることができるような日になりますように。
私は私にできることで発信していきたいと思っています。
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